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「 JARL東京支部大会 」

30年ぶりくらいで、JARL東京支部大会に行ってきました。
場所は「東京都武蔵野市・武蔵野スイングホール」、地理的に東京の中心近くで開催されたので、西北多摩方面の人にとっては参加しやすい場所です。

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 司会進行は、第三級アマチュア無線技士の資格
 を持つ歌手のMasacoさん(JH1CBX)。
式次第では、司会とミニ・コンサートはシークレット・ゲストになっていたのですが、午前中、Masacoさんが会場で練習していたので、ネタばれでした((笑)。



JARL会長(JG1KTC)のご挨拶
昔、よく6mAMでQSOいただいた。
今年のハムフェアはJARL会員が1,000円、22歳未満が無料になるとのこと、若年層のアマチュア無線離れ、高齢化対策の一つらしい。
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特別講演1アマチュア無線とドローンの楽しみ方」は、第三級アマチュア無線技士でドローン芸人の”谷+1”(JI1PJM)。
ドローンを飛ばすだけでなく、FPV(First Person View)をやるには、第4級アマチュア無線技士か第三級陸上特殊無線技士(三陸特)の免許が必要になる。 ドローンに取り付けた小型カメラからの映像を無線で伝送するので無線技士免許が関係してきます。
”大会”の文字のあたりにドローンがホバーリングしています。
そのうちFPVもやってみたい。

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特別講演2
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 Masacoさんの
 ミニ・コンサート
 盛り上がりましたね。



最後は参加者全員に何かしら当たる抽選会
お米2kg(岩手県遠野市産”ひとめぼれ”)が当たりました!
会場の武蔵野市と遠野市が姉妹都市で、遠野市在住のアマチュア無線家ご夫婦からのお米とのこと。
Masacoさんから手渡ししてもらいました(^^♪。

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昔々の東京支部大会は、全国の支部大会で一番地味な大会という印象でしたが、今大会は支部運営役員方々のご努力もあって楽しい大会でした。 ジャンク市があれば、もっといい。(個人の感想です。)

支部運営関係者の方々、お疲れ様でした。


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「 アマチュア無線PR動画 」

近年、青少年のアマチュア無線離れが加速していますが、JARLJAIA(日本アマチュア無線機器工業会)が、青少年にアマチュア無線の楽しさや資格取得の方法などをPRする動画を制作し、3月17日から「YouTube」に“JARL公式チャンネル(JARL Official)”を設けて公開を始めました。

JARL_Official.jpg

アマチュア無線家でもある女性タレント
 JH1CBX: Masaco、JI1BTL: 水田かおり、JI1NYO: 松田百香 の3名が出演しています。

JARL Officialは、こちら
若い人には雑誌やテレビ、ラジオより「youtube」の方がPR効果があるかもしれません。

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「 モールス生誕225年 」

1791年の今日、4月27日は、サミュエル・フィンリー・ブリース・モールス(1791年 - 1872年)の誕生日。
”モールス信号”ではあまりにも有名ですが、ニューヨーク大学の美術教授を務めた画家でもあったことは、あまり知られていません。
過去、海上船舶の緊急時の通信にはもっぱらモールス信号が使われていましたが、今はアマチュア無線など、ごく一部でしか使われなくなってしまいました。

モールスは、1832年にヨーロッパでの美術遊学を終え、アメリカへ帰る船の中で、電磁気学に詳しいチャールズ・トーマス・ジャクソンと出会います。
彼は、前年にジョセフ・ヘンリー博士が発明した「電磁石」の話をモールスにし、実物を見せます。
導線を巻き付けただけの鉄心が、電流を流すことで磁石となり、釘などの鉄片を吸い寄せるという、今でいえば、小学生の理科の実験のような簡単な見世物でしが、電磁石は1829年にスタージョンによって発明されたばかりで、当時の人にとっては最新の科学でした。
モールスはこの電磁石を見て、「この導線を伸ばして、片方から電流を流したり、切ったり操作すれば、もう一方もそれに応じて反応するはず。それを応用して信号を送ることができるのではないだろうか」と考えました。
これが、有線電信機を発明するきっかけとなったわけです。 凡人と天才はここが違いますね。(笑)

しかし、ここからが苦労の始まり。特許闘争と郵便の既得権益を守ろうとする人たちとの争いe.t.c.・・・。
モールス符号と有線電信システムの特許を取得できたのは、11年後の1840年になります。

モールス

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「 マルコーニ生誕142年 」

今日は、世界で初めて無線による通信を行ったイタリアのグリエルモ・マルコーニの生誕142年の日。

1895年の無線通信実験の成功の後、マルコーニはアイルランド貴族出身の母親の出資と実業家としての手腕を発揮して、1897年にはマルコーニ無線電信会社を創立。
1912年のタイタニック号遭難の際に乗船し、救難信号『SOS(CQD)』を世界で初めて発信した無線技師2人はマルコーニ無線電信会社の社員だったそうです。
救難信号は、近くを航行していた船舶に受信され、救出に向かったことで約700名の命が救われました。
タイタニック号遭難事故をきっかけに、無線通信の重要性とマルコーニの名声は世界中に広まります。
また、同年12月には大西洋横断無線通信(3,200km)にも成功します。
大西洋横断無線に成功したことで、地球の球面が無線通信の障害ならないことが証明され、マルコーニ無線電信会社のさらなる事業発展につながります。

マルコーニ

1937年7月20日午前3時45分、心臓発作後の治療の甲斐もなく亡くなります。享年63歳。
事業家として多忙で苦悩が絶えなかったのかもしれません。

イタリア・ボローニャ県にあるマルコーニが暮らした邸宅は、現在、マルコーニ博物館になっています。(下の写真)

マルコーニ博物館

「父マルコーニ」は、マルコーニの長女、デーニャが執筆した1冊。

父マルコーニ

アマチュア無線家以外の人たちも日々、無線通信のお世話になっています。
無線通信の実用化と発展に大きく寄与したマルコーニの貢献は称えられるべきです。

「 国際マルコーニ・デー 」

今日は、世界で初めて無線による通信を行ったイタリアのグリエルモ・マルコーニを記念する日。

ドイツのハインリヒ・ヘルツ(後に周波数の単位「Hz」となる)が1888年に世界で初めて、電磁波の存在を実験で照明することに成功したという記事をたまたま科学雑誌で読んだ14歳のグリエルモ少年は、電線が無くとも通信ができるのではないかと考えた。それはヘルツ自身も気がついていない天才的な着想。

マルコーニ

そして、1895年4月23日、マルコーニが自宅の窓からモールス信号で1マイル(1.6km)の無線通信に成功した。
また、これ以前に、送受信機(火花送信機とコヒーラ検波器)のアンテナを長く、垂直に配置して、一端を接地させると通信距離が大幅に延びることも発見しています。
これが世界初の無線通信である。

マルコーニ送受信機

これ以前に無線通信実験に成功した研究者がいたという話もあります。
とにかく、ここから無線通信は凄まじい勢いで発展していき、今日に至っています。
プロフィール

JI1NNE

Author:JI1NNE
自己紹介

1975年に電話級アマチュア無線技士従事者免許を取得、高校クラブ局を経てアマチュア無線局
『 JI1NNE 』 開局
・第一級アマチュア無線技士
・日本アマチュア無線連盟
 (JARL)ライフメンバ会員

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