「 FRMS2の改善 」
FRMS2に手を加えてフロアレベルを下げてみました。
(1)電源入力部にコモンモードノイズフィルターを追加
効果があるかはわかりませんが、おまじないです。
(2)DDS基板をFRMS基板に取り付けるスペーサーを絶縁品に変更
ポリカーボネートのネジとベークのスペーサーを使いました。
写真はありませんが、結果的にはフロアレベルが30dBも上昇してしまいました。 これは、想定内
の現象なので、一応、これはそのままにして、次の対策をします。

(3)LOGアンプの実装方法変更
AD8307の実装にICコネクタを使っていましたが、基板直付けに変更します。
これが一番効果があると、ネットのどこかに書き込みがありました。

(2)に対して35dBほどノイズフロアが改善されました。
なんと、「-79.6dB」です!

こちらが、今回の改善前の画像です。
2dBほど改善されました。 これが限界かと思います。 使うには十分な性能です。

本音は、-60dB~ー80dBあたりのノイズを減らしたかったのですが、まぁ、影響は無さそうなので、これで手を加えるのは終わりにしておきます。

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(1)電源入力部にコモンモードノイズフィルターを追加
効果があるかはわかりませんが、おまじないです。
(2)DDS基板をFRMS基板に取り付けるスペーサーを絶縁品に変更
ポリカーボネートのネジとベークのスペーサーを使いました。
写真はありませんが、結果的にはフロアレベルが30dBも上昇してしまいました。 これは、想定内
の現象なので、一応、これはそのままにして、次の対策をします。


(3)LOGアンプの実装方法変更
AD8307の実装にICコネクタを使っていましたが、基板直付けに変更します。
これが一番効果があると、ネットのどこかに書き込みがありました。

(2)に対して35dBほどノイズフロアが改善されました。
なんと、「-79.6dB」です!

こちらが、今回の改善前の画像です。
2dBほど改善されました。 これが限界かと思います。 使うには十分な性能です。

本音は、-60dB~ー80dBあたりのノイズを減らしたかったのですが、まぁ、影響は無さそうなので、これで手を加えるのは終わりにしておきます。

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「 6.4MHz-6Pole-XF 」
6.4MHzのクリスタルフィルターを6Poleに変更しました。
また、設計値からパラレル型の場合、入出力インピーダンスが約100Ωになることがわかったので、シリーズ型に変更すれば、FRMSの入出力インピーダンス50Ωにそのまま整合できると考え、インピーダンス整合を除いてみました。

回路変更後、FRMSで容量の調整を行った結果です。
中心周波数:6.396861MHz
帯域内減衰量:7.6bB
6dB帯域幅469Hz
帯域内リップル:0.4dB
SF(Shape Factor):約2.6

フラットな部分の帯域は250Hz程度で、左右の非対称は改善できませんでした。 シャープさも甘い気がします。

今回、昔ながらの円盤型セラミックコンデンサを使いましたが、千石で買ったノーブランド品であることもあって、バラツキ(ー10%以上)や損失が大きいようです。 次回からはチップコンデンサにしたいところです。
クリスタルフィルタはこんなところにしておいて、次に進みたいと思います。
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回路変更後、FRMSで容量の調整を行った結果です。
中心周波数:6.396861MHz
帯域内減衰量:7.6bB
6dB帯域幅469Hz
帯域内リップル:0.4dB
SF(Shape Factor):約2.6

フラットな部分の帯域は250Hz程度で、左右の非対称は改善できませんでした。 シャープさも甘い気がします。

今回、昔ながらの円盤型セラミックコンデンサを使いましたが、千石で買ったノーブランド品であることもあって、バラツキ(ー10%以上)や損失が大きいようです。 次回からはチップコンデンサにしたいところです。
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「 DE-5000購入 」
秋月電子でLCRメーター「 DE-5000 」を買いました。
本体7,800円+ミノムシクリップアダプター(TL-21)780円で8,580円。
2年前、本体価格は4,700円でしたが、円安のあおりで1.6倍になっています。
LCRメーターとはコイルのインダクタンス:L、コンデンサの容量:C、そして抵抗値:Rを測る測定器です。
今更説明することもないでしょう。
スペック等は、秋月電子DE-5000を参照してください。

購入の決め手は、JA9TTT/1加藤OMの”【測定】DE-5000 Test Report.”でした。
クリスタルの並列容量が測れるというので、購入を決めました。
ラダー型クリスタルフィルタの設計のためには、クリスタルの並列容量Cpを0.1pF単位で精度よく測定する必要がりました。
実際に、現在製作中のクリスタルフィルタに使用しているクリスタルの並列容量を測ってみました。

4.5pFという測定結果は、当初設計していた数値より高めでした。
フリーの回路設計ソフト”EasyXF”で計算してみました。

帯域500Hzを実現するためには、もう少しC、2Cを増やしたほうがよさそうです。
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本体7,800円+ミノムシクリップアダプター(TL-21)780円で8,580円。
2年前、本体価格は4,700円でしたが、円安のあおりで1.6倍になっています。
LCRメーターとはコイルのインダクタンス:L、コンデンサの容量:C、そして抵抗値:Rを測る測定器です。
今更説明することもないでしょう。
スペック等は、秋月電子DE-5000を参照してください。

購入の決め手は、JA9TTT/1加藤OMの”【測定】DE-5000 Test Report.”でした。
クリスタルの並列容量が測れるというので、購入を決めました。
ラダー型クリスタルフィルタの設計のためには、クリスタルの並列容量Cpを0.1pF単位で精度よく測定する必要がりました。
実際に、現在製作中のクリスタルフィルタに使用しているクリスタルの並列容量を測ってみました。

4.5pFという測定結果は、当初設計していた数値より高めでした。
フリーの回路設計ソフト”EasyXF”で計算してみました。

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「 6.4MHz-3Pole-XF 」
6.4MHzのクリスタルフィルターを製作したので、FRMSで特性を測ってみました。
基板上、水晶発振子は6個載っていますが、接続は3個しかしていないので、3Poleのクリスタルフィルターになります。
入力にのみトランスマッチングで50Ω→150Ωのインピーダンス整合(4:7)をしています。
トランスマッチングなので、多少の不整合はしかたありません。 インピーダンスが低く、変換比率も小さいので、受信機に組み込む段階では、LCのカップリングで微調整できるようにしたほうがいいかもしれません。

FRMSでの測定結果です。
中心周波数:6.397MHz
帯域 :608Hz
損失 :6dB(ATTの10dBを除いた値)
3Poleなので、スカートはなだらかです。最終版の6Poleに期待します。
帯域は設計値500Hzに対して100Hzほど広くなってしまいました。

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入力にのみトランスマッチングで50Ω→150Ωのインピーダンス整合(4:7)をしています。
トランスマッチングなので、多少の不整合はしかたありません。 インピーダンスが低く、変換比率も小さいので、受信機に組み込む段階では、LCのカップリングで微調整できるようにしたほうがいいかもしれません。

FRMSでの測定結果です。
中心周波数:6.397MHz
帯域 :608Hz
損失 :6dB(ATTの10dBを除いた値)
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「 パーツ店の営業終了 」
電子パーツやキットの購入で重宝していた「アイテック電子研究所」が年末に営業を終了してしまいます。
FCZハムバンドコイル同等品を供給してくれていたが、これも在庫限りのようです。
また、コイルボビンに手巻きで自作しなければならない時代になってしまうのでしょうか。
終了の理由は、ご高齢ということですが、これは他の店舗でも同じこと。 秋葉原の老舗パーツ店の店主の高齢化も目立ってきている。

もう一つ。
老舗電子パーツ店「鈴商」が11月29日で店舗営業を終了し、12月以降は通販営業のみになってしまう。
御茶ノ水駅から秋葉原に歩いて行くとき、ここから秋月、千石、ラジデ、西川・・と回って電子パーツを購入するのが当局のお決まりコースです。 電子パーツは、パーツを一つ一つ手に取って、時には店主と話をしながら、わからないことは聞きながら購入するのが楽しいし、勉強にもなった。
「鈴商」は最近、閉まってることが多いなという印象でした。
他の店に置いてないものもあるので、重宝していたのに。

大丈夫かなぁ・パーツ街。
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FCZハムバンドコイル同等品を供給してくれていたが、これも在庫限りのようです。
また、コイルボビンに手巻きで自作しなければならない時代になってしまうのでしょうか。
終了の理由は、ご高齢ということですが、これは他の店舗でも同じこと。 秋葉原の老舗パーツ店の店主の高齢化も目立ってきている。

もう一つ。
老舗電子パーツ店「鈴商」が11月29日で店舗営業を終了し、12月以降は通販営業のみになってしまう。
御茶ノ水駅から秋葉原に歩いて行くとき、ここから秋月、千石、ラジデ、西川・・と回って電子パーツを購入するのが当局のお決まりコースです。 電子パーツは、パーツを一つ一つ手に取って、時には店主と話をしながら、わからないことは聞きながら購入するのが楽しいし、勉強にもなった。
「鈴商」は最近、閉まってることが多いなという印象でした。
他の店に置いてないものもあるので、重宝していたのに。

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「 6.4MHz水晶の選別(再) 」
FRMS(簡易スペクトラムアナライザ)で5か月ほど前にクリスタルフィルタを製作するために購入していた6.4MHzの水晶発振子の特性を測定しました。
以前は、発振治具で発振周波数を測定して選別をしていましたが、今回は、直列共振周波数(FL)と並列共振周波数(FP)を測定して、その差 FP-FL が揃ったものを選別することにしました。 ”選別”といっても、水晶発振子は8個しかないのです。(笑)


FRMSでNo.3を測定した時の画面です。
どの水晶発振子も綺麗な波形です。

測定結果の数値を見ると、特性が驚くほど揃っています。
FLが全く同じということはないと思いますが、FUも良く揃っています。 同一ロットなのか、メーカー(日本電波工業、NDK)の品質がいいのかわかりませんが、非常にいい結果です。
(FUは、FP(FC)と読み替えています。)
当初、3Poleのクリスタルフィルターを計画していましたが、FUの高いNo.1、3を除く6個を使った6Poleでもよさそうです。
ちなみに、この選別結果(特性のバラツキ)は、以前に発振治具で測定した結果と一致しています。

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FRMSでNo.3を測定した時の画面です。
どの水晶発振子も綺麗な波形です。

測定結果の数値を見ると、特性が驚くほど揃っています。
FLが全く同じということはないと思いますが、FUも良く揃っています。 同一ロットなのか、メーカー(日本電波工業、NDK)の品質がいいのかわかりませんが、非常にいい結果です。
(FUは、FP(FC)と読み替えています。)
当初、3Poleのクリスタルフィルターを計画していましたが、FUの高いNo.1、3を除く6個を使った6Poleでもよさそうです。
ちなみに、この選別結果(特性のバラツキ)は、以前に発振治具で測定した結果と一致しています。

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