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「 自作空芯コイル① 」

以前から作りたかった自在ブッシュを使った空芯コイルを製作しています。
[材料]
●昭和レトロなバスクリンの空き缶
●Φ1.6のPEW 10m
●自在ブッシュ ELPA KG-016H(アンテナ空芯コイル自作の定番)
・寸法:A 1.7mm、B 3.7mm、C 4.0mm、D 1.2mm ・・・A,B,C,Dはどこの寸法か?
・板厚:1.7mm

バスクリンの空き缶を芯にコイルを巻きます。 缶といっても筒の部分は厚紙のようです。
この自在ブッシュの場合、PEWの径は1.6mmが限度です。それ以上太いと、溝に入りません。

自作空芯コイル2

缶に適当な裏紙を巻いて、その上に自在ブッシュ4本を両面テープで止めます。

自作空芯コイル1

コイル寸法:直径=70mm、 長さ=125mm、 ピッチ=約2.8mm、 巻き数=44回

途中経過省略。
PEW、10mをすべて巻いたら、接着剤でコイルを固定します。
接着剤は、コニシのGPクリヤーボンドを使います。 GPクリヤはナイロン製の自在ブッシュにも接着できます。

乾燥途中ですが、インダクタンスを測定すると、46.8μHになりました。

自作空芯コイル3

接着剤は速乾性ですが、完全乾燥するまで36時間ほどかかるようです。 じっと我慢です。

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「 ICF-5800+AMループアンテナ 」

自作AMループアンテナをSONY製BCLラジオ、スカイセンサー5800(ICF-5800)に接続し、中波帯で遠距離が入感し始める夕方以降に、ラジオ大阪(1314kHz、50kw)を受信してみました。 周波数に合わせたら(直読できないので、放送局名をアナウンスするのを待つ)、AMループアンテナのバリコンを回して信号が一番強くなるように合わせます。

160512_icf-5800_1

SINPOコードはどうでしょう。
ANT無し:SINPO24233
ANT有り:SINPO45444
なかなか良い入感ですね。
夜間になれば、もっと遠距離も楽しめそうです。
40数年ぶりにBCLを復活してみますか。(笑)

160512_icf-5800_2.jpg


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「 全波検波式ゲルマニウムラジオ 」

AMループアンテナに全波検波式ゲルマニウムラジオを接続してみました。
回路図は以下の通り。
イヤホンは、クリスタルではなく(クリスタルは入手が困難)、セラミックイヤホン(約0.022uF)です。

ゲルマニウムラジオ1回路図

簡単な回路なので、ブレッドボード上に回路を組みました。

160509_検波回路1

試しに、強力に入感するAFN(American Forces Network、810kHz)に同調させて、1N60の入力信号をオシロで観測したのが、左の写真。
音楽や音声が搬送波にのっかって頻繁に入るので、波形はこんな状態になります。

1N60の出力信号(右の写真)は搬送波が除かれますが、音楽や音声を伴っているので変化の激しい波形です。
同調をずらすと波形が消えますから、確かに受信をしていることはわかります。

160509_検波前信号有1160509_検波後信号2



音声など無い無音状態の搬送波はどうなるか。

160509_検波前無信号

変調が掛かっていない綺麗な搬送波が入ってきています。

難しくもない、当たり前の結果ですが、ゲルマニウムラジオの信号を初めて見るという実験でした。


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「 AMループアンテナ⑤ 」

AMループアンテナ完成。同調回路に1N60のゲルマニウムラジオをつないでみました。
NHK第1・第2:300kw(43km)
AFN(米軍横田):50kw(10km)
TBSラジオ:100kw(21km)
ここまでは受信できましたが、文化放送:100kw(30km)は聞えませんでした。

AMループANT6

後ろ側にターミナルを設けて、BCLラジオにも接続できるようにしてあります。

AMループANT8

現状は1N601個の仮配線ですが、もう少し感度を上げる工夫をしてみます。


AMループANT5AMループANT7




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「 AMループアンテナ④ 」

AMループアンテナコイルのインダクタンスを測定しました。
14ターンで304μH、ピックアップコイル2ターンを加えた場合は、387μHになりました。
ちょっとピッチが広がってしまいましたが、中波帯の受信には問題無さそうです。


AMループANT_387uHAMループANT_304uH



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「 AMループアンテナ③ 」

AMループアンテナ枠に水性ニスを塗った後、Φ0.5のUEWを巻きました。
水性ニスは速乾で、30分もあれば乾いてしまいます。
巻き方はΦ0.5とΦ0.8を交互に並行巻きにした後、Φ0.8を取り去ることでΦ0.5のピッチ1.3mmを確保しようという考えです。

UEW_ループアンテナ

設計データは以下の通りです。
14~15ターンほど巻けば、中波のAM放送は十分カバーできます。

COILデータ

理屈とやってみるとは大違い。 ぴっちり巻いても均等ピッチにはなりませんでした。

AMループANT44

全体はこんな状態になりました、

AMループANT4


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「 ヘンテナ・メンテ 」

先週の強風で6m(50MHz帯)のワイドバンドヘンテナがこんな姿になってしまいました。
5.4mの釣り竿を伸ばしてマストにしていたのですが、継ぎ目が回転し、緩んで下に落ちてしまったようです。

160501ヘンテナメンテ1

今日は天気も良く、無風状態でしたので、修理することにしました。
これからE'sシーズンになりますので、今直しておかないとなりません。

バランの内部は雨漏りの痕もなく、無事のようです。

160501ヘンテナメンテ2

無事修理が終わり、再立ち上げしました。 前より少し高く設置しています。

160501ヘンテナメンテ3

設置を終わって、6mをワッチしていたら、E'sで沖縄方面がQSBを伴って入感していました。
これから、9月頃までが、E'sシーズン。 楽しみです。


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プロフィール

JI1NNE

Author:JI1NNE
自己紹介

1975年に電話級アマチュア無線技士従事者免許を取得、高校クラブ局を経てアマチュア無線局
『 JI1NNE 』 開局
・第一級アマチュア無線技士
・日本アマチュア無線連盟
 (JARL)ライフメンバ会員

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