「 1台目BFO修理 」

現在、スカイセンサー5800( ICF-5800 )1台目を外観も機能もベスト版にすべく、レストア中です。
トランジスタ”2SC710”を”2SC1675L”に全て交換したので、若松通商から電解コンデンサが到着するまでにと、発振していないBFOの修理に取り掛かりました。
BFOの回路図は下のとおりです。

5800_BFO回路

BFOスイッチがONすると、2SC633Aのベースが0.7Vになるはずが、2.32Vにもなっています。
【原因の可能性】
・トランジスタの不良
・発振用のスチロールコンデンサC85の不良
・カーボン抵抗R69の不良
・スイッチS1-10の接点不良
など、時代ものなので、部品の不良を最初に疑うのは普通ですね。
トランジスタは、2SC1815GRに交換しましたが、変わらず。 カーボン抵抗を金皮に交換しましたが、変わらず。 スチコンの容量変化なし。

パターンを追っかけて、発見したのは、

mini_160627_2037.jpg

黄色矢印の先の部分が短絡していました。 上の方にひょりょひょろ伸びている配線パターンがBFO回路の抵抗R67に辿りつきます。 この短絡は、昔からのもののようで、いつ短絡したかはわかりませんが、はんだ付けをし直して、カッターで境界部分を削りました。

この修理でBFO復活です。 綺麗な発振波形が現れました。

No1_BFO波形_160627


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「 1台目TR交換 」

ICF-5800の1台目のトランジスタ交換をおこないました。
Q2、3、4、5、6、7、9、10、11の2SC710はマイグレーションで足が真っ黒になって、hfeも低下する。良かれと考えた当時の技術が後々不良を発生させる原因になりました。

TR等交換_160627

写真左の抵抗と2SC633A(実際は2SC634A)については、後日投稿します。


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「 ダイヤルフィルムの分離 」


ICF-5800_レストア1
 部品取り用(ドナーとして)2台目のICF-5800(写真右)を購入しましたが、調整していると、2台目の方が感度が良いことがわかりました。 そこで、1台目を分解して、部品交換、トラッキング等の調整を行うことにしました。


ICF-5800 分解マニュアル』とサービスマニュアルに従って、ケースとシャーシから基板を分離して、動作するように配線をし直しました。
この状態でも、ちゃんと動いています。

5800_160621_分解2     5800_160621_分解1

ここに至る過程で苦労した点を一つ。
『ICF-5800 分解マニュアル』の、ダイヤルフィルムの取り外しの説明書きが理解できず、分解に時間が掛かってしまいました。
分解しようとすると、たぶん、同じように悩まれる人がいると思いますので、参考までに書いておきます。
『ICF-5800 分解マニュアル』には、

ダイヤルフィルムの取り外し

とあるのですが、この(1)の爪がどの部分なのかが理解できない! サービスマニュアルには、ドライバーで爪を軽く押すとしかかいていない。

10_160621_フィルム5
 指向錯誤の末に解ったのは、左図の赤●部分(これが爪)を上から軽く押すということだったのです。



ここを上から軽く押すんですよ! わかりますか!
7_160621_フィルム2

14_160621_フィルム8
 (1)爪をマイナスドライバーで真上から軽く押しながら、
 (2)フィルムを”緑矢印”の方向に動かすと、フィルムが巻き取られて、外れます。



11_160621_フィルム6
 ダイヤルフィルムを外したあとは、こんな状態です。



スッキリしました!

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「 BFO調整 」

ICF-5800のBFOが動いていないのでは?」と思い、最悪、トランジスタ(2SC633A)の交換を覚悟して、まずは発振しているかどうかの確認をしました。
BFO発振トランジスタは、パターン右のQ12(2SC633A)で、信号を確認するのは、左上の0.01μFのところです。

ICF-5800_160616_1.jpg

実際には、パターンにジャンパー線をはんだ付けして、取り出しました。

5800_160616_2.jpg

「おっ!」綺麗な正弦波信号が出ているじゃないですか!

5800_160616_4.jpg

しかし、周波数カウンターで周波数を測ってみると、10kHzほど上の470kHzあたりで発振していることがわかりました。
これでは、どんなに頑張っても、BFO機能は使えません。
これを455kHz近くに調整してあげれば良いわけです。

周波数カウンターを接続したまま、中波のNHK第二ラジオ(東京では、693kHz)にぴったり合わせてから、写真下の赤いコイルのコアを調整ドライバーで動かし、発振ビート音が低音のうなり音になるように調整すればOKです。 サービスマニュアルでは、SSGの610kHz無変調キャリアを使うように書かれているのですが、これでも十分調整ができます。

5800_160616_3.jpg

調整後の発振周波数は、455.6kHzになりました。

5800_160616_5.jpg

調整はこれでいいのですが、実際にSSBやCWの電波を受信するのは大変です。なかなか見つけるのが難しいのですが、夜間になると、7MHzのアマチュアバンドが良く入感するので、これを利用します。

【ひとこと】
スカイセンサーのレストアのサイトはたくさんあるのですが、今回のBFO調整のようにオシロスコープや周波数カウンタを使っている人は少ないように思います。 最低限のレストアをするにしても、以下の機材は用意したいものです。
・オシロスコープ / テスター / 周波数カウンタ / テストオッシレーター(400kHz~30MHz)
・はんだごて等の工具 / 線材 e.t.c.


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「 電池BOXのサビ取り 」

スカイセンサー5800(ICF-5800)の電池BOX金具のサビが酷いので、清掃しました。
サビ取りには、トイレ洗剤(酸性)が良いようなので、100均で売ってるサンポール似(塩酸9.5%で同じ)の”ナイス”で試してみました。

ICF-5800_160615_8

電池の液漏れで錆びた金具に15分ほど漬け込んだ後、アルカリのセスキ炭酸ソーダで中和、水洗いします。

ICF-5800_160615_4

綺麗になったものもありますし、写真のように錆が取りきれないものもあります。
錆が取りきれないものについては、メッキを削り取って、再メッキすると良いようです。(OMさんのアドバイス)

ICF-5800_160615_5

洗浄前、洗浄後の写真をアップしておきます。

ICF-5800_160615_2.jpg


ICF-5800_160615_7




ICF-5800_160615_1.jpg


ICF-5800_160615_6





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「 ICF-5800レストア 」

以前ヤフオクで購入したスカイセンサー5800(ICF-5800)をレストアするために、もう一台部品取り用にと購入した5800が来ました。
右が今回来たドナーです。

ICF-5800_レストア1

かなり汚れていたので、ケースだけにして、セスキ炭酸ソーダで洗浄。 スッキリしました。
今日はここまで。 内部は後々じっくりお掃除します。

ICF-5800_レストア5


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「 リターンロスブリッジ製作 」

FRMSのSWR測定モードを使うと、0~20MHzの範囲(測定範囲可変)でSWRを測定できるので、リターンロスブリッジを製作しました。
アルミダイキャストボックスを初めて使いましたが、加工しやすくてバリもほとんどでないのでFBです。
市販のアンテナアナライザにかなわないかもしれませんが、こういうのも自作の楽しみです。

リターンロスブリッジ2

ブリッジの標準抵抗には、SANWA supply社の10BASE2用終端抵抗(50Ω)AD2-TM-PKを使いました。
AMAZONで535円は安い。 ローバンドのQRP機ダミーにちょうどいいですね。

リターンロスブリッジ1


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「 自作空芯コイル(再) 」

昭和レトロのバスクリンの空缶と自在ブッシュを使った空芯コイルを製作したのですが、結果的に失敗しました。
巻いたコイルがバスクリンの空缶から抜けなくなってしまいました。(笑)
というわけで、ペットボトルによる空芯コイルを製作して、コイルQを測定しました。

160605_Q1.jpg    160605_Q2.jpg

数日、PCトラブルでFRMSが使えなかったのですが、PC復旧でようやくQ測定です。
直並列共振特性は、こんな感じです。
空芯コイル特性測定160608

中心周波数7.050MHzで測定、-3dB帯域58kHzで簡易計算すると、およそ”121”になりました。

空芯コイルQ測定160608_1


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「 1.5D-2Vの静電容量 」

昔々、CQ誌に1.5D-2V同軸ケーブル1pF/cmであるという記載があったことを思い出し、実際に確認してみることにしました。
上から、5cm、2cm、1cmに切って実測です。

1_5D-2V_160603_1.jpg

5cmでは、5.35pFになりました。

    1_5D-2V_160603_2.jpg   1_5D-2V_160603_3.jpg




2cmでは、ぴったり2pFですね。

                1_5D-2V_160603_4.jpg

1cmでは、1.07pF。 確かに、1pF/cmになるようです。

 1_5D-2V_160603_5.jpg  1_5D-2V_160603_6.jpg

これは低容量のキャパシタンスが欲しい場合に使えそうです。




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プロフィール

JI1NNE

Author:JI1NNE
自己紹介

1975年に電話級アマチュア無線技士従事者免許を取得、高校クラブ局を経てアマチュア無線局
『 JI1NNE 』 開局
・第一級アマチュア無線技士
・日本アマチュア無線連盟
 (JARL)終身会員

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