HamClockとJTDXを連携してみる
”HamClockとJTDXの連携”については、HamClockマニュアルのPage8のDXclusterのところに記載されている。
しかし、英文マニュアルだけでは、今一手順が解らなかったので、Hamclockの製作者であるWB0OEW、ELWOOD氏にメールをして聞いてみた。
メールのやり取りでなんとか連携ができるようになったので、手順を覚書としてここに残しておく。
1.JTDXのSettingsからReportingタブを開いて、Primary UDP Server欄にブロードキャストアドレスをセットする。
※ブロードキャストアドレスは各ネットワーク環境によって異なる。

2.HamClockの設定画面<Page2>でClusterのhostとして”JTDX”を入力する。(下の画面)
PortはJTDXのPrimary UDP Serverで設定したUDPと同じ数字を入力する。

3.DX Cluster枠はHamClok表示画面の右上の右から2番目の枠をクリックして表示される設定において、”DX Cluster”にチェックを入れる。 OKをクリックして、準備設定はこれで終了。

JTDXのFT8モードにおいて、任意の局をダブルクリックすると、呼び出した局の情報がDX Cluster枠内に表示される。
Gridを付けない局は表示されないようだ。

Hamclock全体画面はこのようになっています。
マップ上には相手局のGrid近くに相手局のコールサインが表示されます。

苦労した割には表示される情報が少ないように思われますが、ちょっとこれで様子をみます。
しかし、英文マニュアルだけでは、今一手順が解らなかったので、Hamclockの製作者であるWB0OEW、ELWOOD氏にメールをして聞いてみた。
メールのやり取りでなんとか連携ができるようになったので、手順を覚書としてここに残しておく。
1.JTDXのSettingsからReportingタブを開いて、Primary UDP Server欄にブロードキャストアドレスをセットする。
※ブロードキャストアドレスは各ネットワーク環境によって異なる。

2.HamClockの設定画面<Page2>でClusterのhostとして”JTDX”を入力する。(下の画面)
PortはJTDXのPrimary UDP Serverで設定したUDPと同じ数字を入力する。

3.DX Cluster枠はHamClok表示画面の右上の右から2番目の枠をクリックして表示される設定において、”DX Cluster”にチェックを入れる。 OKをクリックして、準備設定はこれで終了。

JTDXのFT8モードにおいて、任意の局をダブルクリックすると、呼び出した局の情報がDX Cluster枠内に表示される。
Gridを付けない局は表示されないようだ。

Hamclock全体画面はこのようになっています。
マップ上には相手局のGrid近くに相手局のコールサインが表示されます。

苦労した割には表示される情報が少ないように思われますが、ちょっとこれで様子をみます。
高機能時計「HamClock」をWindowsPCで動かす
以前から「HamClock」というアマチュア無線無線家にとって便利なツールがあることは知っていたが、Linux環境でしか動作しないものと思っていたが、Windows上でも動かせることがわかった。
「Hamclock」は、
アマチュア無線業務に必須な世界時計以外に、
・地理
・タイムゾーン
・太陽活動(SSN、MUFなど)
・日の出/日の入り時刻
・グリッドロケーター
・ビームの向き
e.t.c
を知らせてくれる便利なアプリケーションソフト。

設定内容は豊富にあるようだ。

実際に使ってみないとどんな機能があるかわからない。
ということで、実現にTRYしてみる。
HamclockはRasperryPi、Linux、MACで動作することは知られているが、色々調べると、そのあたりの環境を持っていなくても工夫次第でWindowsPC上で動作させることができることがわかった。
【Windows上でLinuxを動作させるための実行環境】
Linuxをインストールする準備として「Linux用Windowsサブシステム(WSL)」を有効化する。
”Linux用Windowsサブシステム”にチェックを入れる。

Windows10(64bit版)であることは必須だが、バージョンが古い場合、この表示がでない。その場合はWindowsの更新を実行すれば表示される。(当局はそうだった)
【Linuxディストリビューションをインストールする】
Linuxディストリビューションとして「Ubuntu」をインストールした。
① <ここ>からUbuntu Desktop 22.04.1 LTSをダウンロードした。
② Ubuntu ISOイメージファイルをダウンロードできたら、UbuntuをUSBから起動する【ブータブルUSBドライブ】を作成する。
③ BIOSの設定を変更し、作成した【ブータブルUSBドライブ】からPCを起動
④ 一連の流れでUbuntuをインストールする。
こちらのサイト参照
⑤ PCを起動するとUbuntuが起動するように設定。
この辺の作業にはこの本が役に立った。

起動したOS UBUNTU画面

ここからがメイン作業。
【Hamclockのインストールと動作】
HamClockのインストールについては、こちらのサイトを全面的に採用させてもらった。だたし、英語で書かれています。
<UBUNTUにHamClockをインストールする方法>
Linux環境に慣れている人には難しくないかもしれませんが、何十年もWindowsばっかり使っていた当局にとっては、結構大変でしたが、なんとかできました。
当局のモニター環境には解像度1600x960がちょうどよかった。
パソコンを立ち上げると、HamClockが自動起動するようになっています。インテリア代わりですね。

とりあえず、メインのマップはMUF。色々いじくってみます。
「Hamclock」は、
アマチュア無線業務に必須な世界時計以外に、
・地理
・タイムゾーン
・太陽活動(SSN、MUFなど)
・日の出/日の入り時刻
・グリッドロケーター
・ビームの向き
e.t.c
を知らせてくれる便利なアプリケーションソフト。

設定内容は豊富にあるようだ。

実際に使ってみないとどんな機能があるかわからない。
ということで、実現にTRYしてみる。
HamclockはRasperryPi、Linux、MACで動作することは知られているが、色々調べると、そのあたりの環境を持っていなくても工夫次第でWindowsPC上で動作させることができることがわかった。
【Windows上でLinuxを動作させるための実行環境】
Linuxをインストールする準備として「Linux用Windowsサブシステム(WSL)」を有効化する。
”Linux用Windowsサブシステム”にチェックを入れる。

Windows10(64bit版)であることは必須だが、バージョンが古い場合、この表示がでない。その場合はWindowsの更新を実行すれば表示される。(当局はそうだった)
【Linuxディストリビューションをインストールする】
Linuxディストリビューションとして「Ubuntu」をインストールした。
① <ここ>からUbuntu Desktop 22.04.1 LTSをダウンロードした。
② Ubuntu ISOイメージファイルをダウンロードできたら、UbuntuをUSBから起動する【ブータブルUSBドライブ】を作成する。
③ BIOSの設定を変更し、作成した【ブータブルUSBドライブ】からPCを起動
④ 一連の流れでUbuntuをインストールする。
こちらのサイト参照
⑤ PCを起動するとUbuntuが起動するように設定。
この辺の作業にはこの本が役に立った。

起動したOS UBUNTU画面

ここからがメイン作業。
【Hamclockのインストールと動作】
HamClockのインストールについては、こちらのサイトを全面的に採用させてもらった。だたし、英語で書かれています。
<UBUNTUにHamClockをインストールする方法>
Linux環境に慣れている人には難しくないかもしれませんが、何十年もWindowsばっかり使っていた当局にとっては、結構大変でしたが、なんとかできました。
当局のモニター環境には解像度1600x960がちょうどよかった。
パソコンを立ち上げると、HamClockが自動起動するようになっています。インテリア代わりですね。

とりあえず、メインのマップはMUF。色々いじくってみます。
FT8をリモートデスクトップで運用する
現在、シャックは2階にある。
FT8モードの運用をする場合は、ノートPC画面をディアルモニター設定にして、写真のように第1モニター画面にJTDXを出し(TurboHamLogは最小化)、第2モニター画面(写真右上)にGridTrackerとPskreporterを表示している。

しかし、ずっと2階シャックにいると、夏は暑いし、家庭内SWRも上昇するので、1階のリビングルームで2階のノートPCの画面をモニターして、珍局が出現した時だけ2階に行くために「Chromeリモートデスクトップ」を導入してみた。
下写真は、2階シャックのノートPCと1階リビングルームにあるAndroidタブレットをリモート接続した時のAndroidタブレット側の画面。
表示速度などにストレスは感じない。

Androidタブレットの画面(タッチスクリーン)を左にスクロールしてやれば、ノートPCの第2モニター画面が表示できる。

リモートデスクトップなので、Androidタブレット側の操作でFT8の送受信も可能だが、あくまでPCをリモート操作できるだけで、Rigや周辺機器のコントロールは2階シャックに行ってやらなければならない。
ノイズキャンセラーやATUの具合は時々見る必要はある。
まあ、2階シャックに籠る時間が減って、家庭内SWRの低減には貢献してくれているようです。Hi Hi
FT8モードの運用をする場合は、ノートPC画面をディアルモニター設定にして、写真のように第1モニター画面にJTDXを出し(TurboHamLogは最小化)、第2モニター画面(写真右上)にGridTrackerとPskreporterを表示している。

しかし、ずっと2階シャックにいると、夏は暑いし、家庭内SWRも上昇するので、1階のリビングルームで2階のノートPCの画面をモニターして、珍局が出現した時だけ2階に行くために「Chromeリモートデスクトップ」を導入してみた。
下写真は、2階シャックのノートPCと1階リビングルームにあるAndroidタブレットをリモート接続した時のAndroidタブレット側の画面。
表示速度などにストレスは感じない。

Androidタブレットの画面(タッチスクリーン)を左にスクロールしてやれば、ノートPCの第2モニター画面が表示できる。

リモートデスクトップなので、Androidタブレット側の操作でFT8の送受信も可能だが、あくまでPCをリモート操作できるだけで、Rigや周辺機器のコントロールは2階シャックに行ってやらなければならない。
ノイズキャンセラーやATUの具合は時々見る必要はある。
まあ、2階シャックに籠る時間が減って、家庭内SWRの低減には貢献してくれているようです。Hi Hi