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「 部品:カレイナット 」

自作を始めた中学生の頃から、LEAD(写真)や鈴蘭堂のアルミシャーシにはお世話になっていた。

アルミシャーシ

 この種のアルミシャーシには、底蓋がなく、蓋付きのケースにする場合には、アルミ板を別途用意してシャーシに穴を空けて、ネジ止めしなければならない。
 しかし、1mm厚程度のアルミ板にタップを切っても、ネジを締めたり、緩めたりしているうちにネジ穴がバカになってしまっていた。
 自作品がグレードアップしていき、真空管の送信機の終段やVFOを作る場合、アルミ板のBOX加工が必要になっていくのだが、いつもネックになるのは、アルミ板のネジ止めである。 ねじバカにはずいぶん泣かされた。
 その悩みを解決してくれるのが、この<カレイナット>だ。
 と言っても、<カレイナット>の存在をしったのは、ここ数年のことである。

150625_カレイナット①

[ カレイナットの取付方 ]
 よく使うM3ネジ用のカレイナットの使い方を解説。
 といっても、自己流で考えた取り付け方なので、正しいかどうかは、わからない。

150625_カレイナット②
手順(1) M3のカレイナットの下穴はΦ4.5ですが、Φ4.0ドリルで穴を空けた後、やすりで広げていきます。 Φ4.5よりも少し小さい穴とします。


150625_カレイナット③
手順(2) きつめの状態で、下穴に裏からカレイナットを押しこみ、カレイナットを穴にあわせ、6角ボルトを入れます。


150625_カレイナット④
手順(3) 6角レンチで締めていきます。 一度に締めると、どっちにも回らなくなってしまうので、締めては緩め、締めては緩めを繰り返して程良いところでで止めます。


150625_カレイナット⑤
 ← 左の写真のようにカレイナットがアルミシャーシに食い込み、固定されます。 スタッドの食い込み状態がいきすぎると、アルミが負けてしまいます。 最後に念のため、カレイナットは裏側で瞬間接着剤で止めておくと安心です。



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JI1NNE

Author:JI1NNE
自己紹介

1975年に電話級アマチュア無線技士従事者免許を取得、高校クラブ局を経てアマチュア無線局
『 JI1NNE 』 開局
・第一級アマチュア無線技士
・日本アマチュア無線連盟
 (JARL)ライフメンバ会員

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