「 BFO調整 」
「ICF-5800のBFOが動いていないのでは?」と思い、最悪、トランジスタ(2SC633A)の交換を覚悟して、まずは発振しているかどうかの確認をしました。
BFO発振トランジスタは、パターン右のQ12(2SC633A)で、信号を確認するのは、左上の0.01μFのところです。

実際には、パターンにジャンパー線をはんだ付けして、取り出しました。

「おっ!」綺麗な正弦波信号が出ているじゃないですか!

しかし、周波数カウンターで周波数を測ってみると、10kHzほど上の470kHzあたりで発振していることがわかりました。
これでは、どんなに頑張っても、BFO機能は使えません。
これを455kHz近くに調整してあげれば良いわけです。
周波数カウンターを接続したまま、中波のNHK第二ラジオ(東京では、693kHz)にぴったり合わせてから、写真下の赤いコイルのコアを調整ドライバーで動かし、発振ビート音が低音のうなり音になるように調整すればOKです。 サービスマニュアルでは、SSGの610kHz無変調キャリアを使うように書かれているのですが、これでも十分調整ができます。

調整後の発振周波数は、455.6kHzになりました。

調整はこれでいいのですが、実際にSSBやCWの電波を受信するのは大変です。なかなか見つけるのが難しいのですが、夜間になると、7MHzのアマチュアバンドが良く入感するので、これを利用します。
【ひとこと】
スカイセンサーのレストアのサイトはたくさんあるのですが、今回のBFO調整のようにオシロスコープや周波数カウンタを使っている人は少ないように思います。 最低限のレストアをするにしても、以下の機材は用意したいものです。
・オシロスコープ / テスター / 周波数カウンタ / テストオッシレーター(400kHz~30MHz)
・はんだごて等の工具 / 線材 e.t.c.
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BFO発振トランジスタは、パターン右のQ12(2SC633A)で、信号を確認するのは、左上の0.01μFのところです。

実際には、パターンにジャンパー線をはんだ付けして、取り出しました。

「おっ!」綺麗な正弦波信号が出ているじゃないですか!

しかし、周波数カウンターで周波数を測ってみると、10kHzほど上の470kHzあたりで発振していることがわかりました。
これでは、どんなに頑張っても、BFO機能は使えません。
これを455kHz近くに調整してあげれば良いわけです。
周波数カウンターを接続したまま、中波のNHK第二ラジオ(東京では、693kHz)にぴったり合わせてから、写真下の赤いコイルのコアを調整ドライバーで動かし、発振ビート音が低音のうなり音になるように調整すればOKです。 サービスマニュアルでは、SSGの610kHz無変調キャリアを使うように書かれているのですが、これでも十分調整ができます。

調整後の発振周波数は、455.6kHzになりました。

調整はこれでいいのですが、実際にSSBやCWの電波を受信するのは大変です。なかなか見つけるのが難しいのですが、夜間になると、7MHzのアマチュアバンドが良く入感するので、これを利用します。
【ひとこと】
スカイセンサーのレストアのサイトはたくさんあるのですが、今回のBFO調整のようにオシロスコープや周波数カウンタを使っている人は少ないように思います。 最低限のレストアをするにしても、以下の機材は用意したいものです。
・オシロスコープ / テスター / 周波数カウンタ / テストオッシレーター(400kHz~30MHz)
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